VAPE基礎知識
コラムカテゴリー:XLVAPOR COLUMN
VAPEとは?
VAPEの語源はVAPORIZER(ヴェポライザー/ベポライザー/ベーポライザー/バポライザー)の略とされており、成分のみを気化することで、タールや一酸化炭素など有害な成分を発生させずに有効成分を吸入する器具とされています。
海外ではE-Juice、E-Liquid等と呼ばれるのでリキッドをジュースと呼ぶ事もあります。「E」はElectricの頭文字のことです。
VAPEはE-Cigarette、E-Cigとも呼ばれています。
日本では昔からのVAPERの方で「イーシグ」「電子タバコ」と呼ぶ方もいらっしゃいます。
VAPEを持っている人、VAPEを好きな人、ユーザー等をVAPER、またはVAPORと呼んでいます。
アトマイザーとは?
VAPEは大きく分けてアトマイザーとバッテリーの2部分から構成されます。
リキッドをミスト化させるものをアトマイザーと呼びます。
アトマイザー内部にはコイルが設置され、これに電流流すことによりコイルを発熱、リキッドをミスト化します。電力の供給にはバッテリーを使用します。
スターターキット
VAPEをよく知らない方でももしかしたら見た事があるかもしれません。ファイヤースイッチを5回押すとONとOFFを切り替える等のペン型VAPE。海外でも国内でも、このタイプのVAPEユーザーが一番多いと思われます。
こういったタイプのアトマイザーはクリアロマイザーとも呼ばれ、使い捨てのコイルを使って気化させ、クリアロマイザーと同じ径やカラーリングやデザインがペアになっているバッテリー部分が一緒に組み合わせられて販売されています。
価格帯は3,000〜5,000円程でスターターキットとして販売されているものも多く、お手軽に試せます。この使い捨てのコイルの寿命は1週間〜2週間程度です。
焦げ付いたまま使い続けると味もどんどん不味くなってしまい最終的にはコイル等が切れてしまいVAPEとしての機能を果たせなくなってしまいます。
またコピー商品等も一時期全国に大量に出回っておりまして、残念ながらそれを手に取った方にはとても壊れやすくて良くないモノだという印象を持たれている方も少なくないのではないでしょうか?
アトマイザーの種類
アトマイザーにはスターターからマニアックなものまで沢山種類が存在します。
例えば、3mmの径に8巻きしてコイルを作り、空気が入り込んでくる穴に近付けて温度が上がりすぎないように。。。など、とてもマニアックです。
自分でコイルを作り、アトマイザーにセッティングする作業をリビルドすると言います。
VAPEの楽しみ方
リキッドも国や地方によって特徴が様々です。
ウィスキー、ブランデー、ワイン、地酒、そんな世界観に似ています。
葉巻もワインも保存に気を使います。
アトマイザーやモッドも様々な価値を含み、そこでしか買えないもの等貴重なものや世界に数台しかない職人技が光るものがあり、世界中で競って買うという面白い側面もあります。
VAPEはそこまでの嗜好品にもなり得るのです。
スティープとは?
スティープと言って製造してからしばらく寝かせる手法があり、スティープしてから出荷するリキッド等も多くあり、作り手の特別なこだわりを感じずにはいられません。